米デルタ航空のボーイング767型機が15日、緊急脱出用のスライドを誤って展開し、ケータリング車両を直撃した。乗員乗客にケガはなかった 。
米デルタ航空機の緊急脱出スライドが、着陸後に誤って展開するできごとがあった 。
膨らんだスライドは、付近に停まっていたケータリング車両を直撃した 。
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事故があったのは、現地時間4月15日。米ニューヨーク発のデルタ航空62便が、目的地の英ロンドン・ガトウィック空港に到着した後のことだった 。
航空メディアPYOKによれば、同便の乗客はすでに飛行機を降りたあとだったという。乗員乗客にケガはなかった 。
事故発生時、飛行機は折り返し便の準備中だったとみられている 。
SNSに投稿された写真には、機体前方右側のドアからスライドが飛び出し、ケータリング車両の上に直撃する様子が写っている。
こちらは、別角度から撮影された写真。前方右側のドアだけスライドが展開する、異様な光景がとらえられている 。
この事故の影響で、折り返しのデルタ航空63便は、定刻から3時間以上遅れて出発した 。
デルタ航空の担当者は、米PEOPLE誌の取材に対し、トラブルの事実とそれによる遅延が発生したことを認めた。事故の直接的な原因は、まだわかっていない 。