米ジョージア州で、ウォッカが入った水筒を中学校に持ち込んだとして、同校の職員が逮捕、起訴された。被告の体内からは、基準値の3倍を超えるアルコール濃度が検出された 。
米ジョージア州マディソンで、ウォッカが入った水筒を中学校に持ち込み、飲酒したとして、同校の職員が治安びん乱の罪で逮捕、起訴された 。
生徒が誤ってウォッカを飲んだことで、事件が発覚した 。
逮捕、起訴されたのは、公立中学校に教務助手として働いていたアレクサンドラ・ランバート被告(39 ) 。
米複数メディアによれば5月2日、炭酸飲料の「マウンテンデュー」だと思い込んだ生徒が、水筒の中身を一口飲み、事件が発覚した。生徒はすぐに吐き出し、別の教員に報告したという 。
郡保安官代理が駆けつけ、被告をアルコール検知器で調べたところ、血中アルコール濃度は0.259%だった 。
ジョージア州で酒気帯び運転とされる血中アルコール濃度は0.08%で、被告の数値は基準値の3倍以上に当たる 。
中学校は、同校に通う生徒の保護者宛てにメールを送信。被告は解雇されたという 。
米FOXニュースに対し、学校側は「私たち職員と生徒の安全が第一であり、今回の事件を深く受け止めています」とコメントを発表している 。