12年間誰も倒すことができなかった、『怒首領蜂最大往生(どどんぱちさいだいおうじょう)』の裏ボス「陰蜂(いんばち)」。撃破者の登場は大きなニュースとなっていましたが、ついに同プレイヤーがアーケード版でも撃破を達成。人類との戦いに終止符が打たれました 。
超高難易度を誇る弾幕シューティングゲーム『怒首領蜂最大往生(どどんぱちさいだいおうじょう)』で、“人類への挑戦状”とまで言われた真の最終ボス「陰蜂(いんばち)」がアーケード版でも撃破されました 。
ゲーム稼働開始から12年という時を経て撃破達成者が現れ話題となっていましたが、プレイヤーが「次はお世話になったゲームセンターで」と話していた目標が達成。「最強ボス」との戦いは、ついに人類の勝利で幕が下りたのです 。
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もう心残りは無いAC版怒首領蜂最大往生 陰蜂ノーコンティニューALLpic.twitter.com/gt7OZe5P7v
「人類には不可能」とまで言われたボス
そもそも撃破どころか出現させるだけでも恐ろしく難しい最強ボス“陰蜂”。戦いの土俵に上がるためには「ノーミス&ノーボム」「全ステージで蜂アイテムパーフェクト」「一定以上のランク」「一定以上のヒット数」という困難な条件をすべて満たす必要があります 。
ミスが一切許されない中、25分にも及ぶ前哨戦を終えることで出現する「陰蜂」は、同社裏ボスではお約束のセリフ「死ぬがよい」とともに高密度かつランダム性の高い弾幕を展開。ここまでたどり着く猛者ですら2分も持たず残機を吐き出しゲームオーバーになるのが通例でした 。
しかし、この最強ボスを3月21日に家庭用ゲーム機(Xbox360)版で犀領さん(@ifc_srh)が撃破。2012年4月に稼働したアーケード版から12年、「達成不可能」とすら言われたボスが撃破された歴史的瞬間が訪れました 。
クリア動画はSNSで大きく拡散されると、ゲーマーコミュニティだけではなくニュースサイトなどでも取り上げられ、多くの称賛が寄せられていました 。
その際のBuzzFeed JAPANのインタビューに犀領さんは 、
💬 「 次の目標は『アーケード版』での撃破。それも、自分を育ててくれた京都府京都寺町にあるゲームセンター『a - cho』で撃破することです 」
💬 「 『 a - cho』は初めて行ったシューティングのあるゲームセンターで、本当に多くの方々にいつもお世話になっている大好きな場所です 」
💬 「 お会いするたびに自分のどうでもいい話を聞いてくださったり、いろいろなゲームの貴重なお話をしてくださる常連の方々、X繋がりの遠征者の方々や、いつも自分のためだけに録画機材を準備してくださっているスタッフの方には感謝してもしきれないですし、自分はこうした恩を結果でお返しするのが礼儀だと思っています 」
と回答していました 。
【 Not the end】怒首領蜂最大往生(xbox360 ) A - EXで陰蜂ノーコンALLできました!!!!!!!!しかしまだ終わりではないこれで終わった気でいちゃいけない次はAC版です最後は必ずa - choで落とすhttps://t.co / a0I9ylietphttps://t.co / hRLFDf7qX4
4月6日、とうとう悲願達成
犀領さんは4月6日、宣言通り「a - cho」で配信を行い、見事配信中に陰蜂撃破を達成。a - choの『怒首領蜂最大往生』筐体スコアランキングには、今まで誰も見たことがなかった「ALL - 陰」が表示されることとなりました 。
家庭用版での達成から2週間という驚きの速さに 、
💬 「 ALL - 陰が生きているうちに見られるとは 」
💬 「 ありえるのか … … こんな事が …… ! ? 」
💬 「 怒首領蜂最大往生360版に続いてAC版も陰蜂撃破 ! ? すげー ! 」
💬 「 ケイブが人類に負けたまま終わる訳がないので怒首領蜂の新作が出ますねこれは 」
など、驚きと称賛のコメントが寄せられていました 。
犀領さんは偉業達成に「もう心残りは無い」と投稿。そして「倒す瞬間を応援してくださっている方々にお見せできた、お届けできたことが本当の喜びです」と話しました 。