叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《「優しさ」とは何なのか》というお悩みに、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った 。

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド 」 。

5月8日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《「優しさ」とは何なのか》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した 。

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お便りの内容は、以下の通り。《私はよく「優しいね」と言われるのですが、優しいって言われる自分にかなり違和感があります》《というのも、私自身は誰かに気を遣うのがあまり得意ではないし、高齢の方に席を譲ったりとかも、気づけばしますが、その程度なのです》《優しいと言われるようなことは自分では全くと言っていいほどできていないように感じているのです》《優しいって何だろうって、ずっとモヤモヤ思い悩んでいます。叶姉妹のお二人の優しいの価値基準はどこにあるのか、優しいとは何なのかを聞いてみたくて、今回質問をお送りしました 》

「叶姉妹のファビュラスワールド」

まず恭子さんは「『優しい』は人によって違う」と、自身の考えを語った。「優しいは、人によって違います。だから変形するので、定義というものはあってないようなものですね。例えばどなたにも優しくされたことがない方が、ちょっとしたこと、『フタ開けて』って、言わなくても開いてたりとかね」続けて、恭子さんにとっては美香さんこそが優しさの塊であると明かした。「私にとっては、美香さんという人が優しさの塊。オーストラリアのエアーズロックのように、あんなにまでよりも、もっと大きく固く、地盤が絶対に崩れないと思いますが。そのような美香さんをいつもいつもずっと長く、私は感じて生きておりますから」今までに多くの世界を旅してきた恭子さんは、国や文化によっても優しさの感じ方が変わってくると持論を述べた。「優しいということに対しては、私が性格的にちょっとよろしくないのかどうかわかりませんが、これは当たり前に人としてすべきこと、とかね。外国の人たちと日本の人たちとも少し違うんですよね」「気が付かないということイコール、できないということイコール、優しくないに繋がるというわけではない。しかし、文化の違いというものは、そういうことにまで響いてくると言っても過言ではないですよね 」

一方、恭子さんが「優しさの塊」と称する美香さんは、「優しくするというのは自然とすること」だと自身の考えを語った。「私としては『優しさ』に対してどう思うかというと、私が『優しくされたな』と思うのは、自分が心地よかったりとか、フッと気づいたりすることとか。あと、優しくするというのは自然とすることで、ちょっと相手を思いやることとか、そういうことなのかなと思ったりするのですが」続けて、美香さんはここで「優しさ」についての恭子さんの格言をリスナーに紹介した。「お姉さんの格言で、私が好きなものの一つがあるんですが。今ちょっとご紹介してもよろしいですか?」「最大の親切。何もしない、求めない、協力しない。一見最大に不親切であるような姿勢が、その実他人に対して最大の親切になり得る場合があることを知りましょう。親切とは、自分のビューだけで決められるあり方ではなく、相手にとっては、時には押し付けや迷惑になり得ることもあるわけなのです」この格言は恭子さんの著書に収録されたもので、読者からは多くの反響が寄せられたという。恭子さん「この最大の親切は、私の本の中でもとても人気のあるもので、私は正直なところ、これが指示を得ているということが、良い意味では不思議だったんですね。『ええ、そうなんだ』って。でも、何もしない、求めない、協力しないって、とても親切ではないワーズかもしれませんね。でも私的には、これは必要なことだと思うので、この状況が生まれたと言いましょうか」美香さん「『このお言葉を聞いてヒントになりました』『力強く受け止めました』っていうお声もたくさんあったので、(格言を)聞くときのご自身の立場とか状況で変わってくると思いますので、このようなお言葉を参考にしていただければなと、何かヒントにしていただければと思ったりしております」最後に恭子さんは、以下のようにコメントを残し、回答を締めくくった。「どなたでも、とっても傷ついたときですとか、とっても悲しいときですとか、とてもツラいときに『一人にして』って(気持ちになることが)よくありますでしょう。あれも、やっぱりこれに掛かってくる。ほっといてほしいこともあるわけですから」「そこを寄り添ってあげなきゃと思って、『大丈夫 ? 何か持ってくる?』『どうした?』って(助けようとする)。その方はその方で思いやりと思ってるのにって、『ほっといて』って言われたときに、またその人も傷つくんですよ。しかし、そういうことがありますよっていうこの言葉によって、自分が相手にした厚意を無下にされたと思っていた自分がとてもラクになりましたっていうお便りもありましたよね 」

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