フォッサとはマングースの近縁種であり、インド洋に浮かぶマダガスカル島固有の肉食獣。ネコによく似た細身の体をしていますが、体長は2メートルにも及び、マダガスカル最大の肉食獣です。国内最後の個体が25日に死亡しました 。
日本国内で唯一の珍しい動物「フォッサ」が死んだと東京ズーネットが3月26日に発表しました 。
上野動物園で飼育されていたオスのフォッサ「ベザ」が24日に死亡したということです。18歳でした 。
フォッサとはマングースの近縁種であり、インド洋に浮かぶマダガスカル島固有の肉食獣。ネコによく似た細身の体をしていますが、体長は2メートルにも及び、マダガスカル最大の肉食獣です。国内最後の個体が25日に死亡しました。
SNSでは別れを惜しむコメントが多く寄せられています 。
上野動物園のフォッサ「ベザ」が死亡しました。18歳でした。※東京ズーネットお知らせ ☞ https://t.co / jIjRVqtqqrpic.twitter.com / MTJOOmclLM
フォッサの学名はCryptoprocta ferox。前半「隠れた(=crypto)肛門」、後半「獰猛な」。番組にもあったよう肉食ゆえに「獰猛」。そして肛門周囲の臭腺が発達し、肛門が隠れるから。では、上野動物園のフォッサを6秒動画で。https://t.co/8EW9wnXlbU
ベザの死亡は、都立動物園の公式サイト「東京ズーネット」のX(旧Twitter)アカウント(@TokyoZooNet_PR)が3月25日に発表しました 。
「 ナショナル ジオグラフィック」によるとフォッサとはマングースの近縁種であり、インド洋に浮かぶマダガスカル島固有の肉食獣。ネコによく似た細身の体をしていますが、体長は2メートルにも及び、マダガスカル最大の肉食獣です 。
家畜を襲うことから生息地で駆除の対象となり、個体数が減少。現在は国際自然連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧II類(VU)に分類される生物です 。
\(正午)/というわけで(承前?)昨日に引き続きマダガスカル固有種がお昼をお知らせします。その名もフォッサ ! マダガスカル最大の肉食獣。昨日ご紹介したホウシャガメの隣に2頭、オスのベザとメスのアンバー。国内では上野動物園だけで展示中。pic.twitter.com / GsivfDVeRo
国内最後のフォッサとして上野動物園で飼育されていました
今回死亡した「ベザ」は、メスの「アンバー」とともに2010年1月16日、上野動物園に来園。2月から一般公開されていました 。
2017年5月にアンバーが死亡したことで、ベザは国内最後のフォッサとして飼育されており、わらや枝葉を山にしたベッドで休息しているところや、とてもリラックスした寝姿もよくみられていました 。
苦しそうにしているところを飼育係が気づき、獣医師による治療を受けましたが、死亡したとのことです。死因は誤嚥による窒息と判明しています 。
SNSでは
💬 「 ペアの写真探したら2014年でした。ふたりとも日本に来てフォッサとマダガスカルのことを伝えてくれてありがとう 」
💬 「 さみしくなりますね。上野に来てくれて本当にありがとう 」
💬 「 日本に一匹しかいないフォッサが …… 」
など、多くの追悼のコメントが寄せられています 。
\フォッサ/ アフリカのマングース類から分かれ、マダガスカルマングース科と位置づけられるフォッサ。マダガスカルの食肉目はすべてマダガスカルマングース科。フォッサはその最大種です。pic.twitter.com / ZySTIw7X2A