叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《内面を知らないまま外見だけで好きになるのはダメなこと?》というお悩みに、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った 。
叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。3月5日に配信されたエピソードの中では、17歳のリスナーから寄せられた《内面を知らないまま外見だけで好きになるのはダメなこと?》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した 。
お便りの内容は、以下の通り。《好きな人って、どういう基準で好きな人と言えるのでしょうか?》《私は今まで好き“かも”と思う人はいましたが、本当に好きだったかと言われると、違うような気がします。ただ顔のパーツが好きだったり、声が好きだったり、その人の外側の要素だけで好きかもと舞い上がっていました》《その人の内側は何にも知らないまま、私はその人が好きなんだということが、何となくダメなことのような気がしてしまいます。これは多分固定概念みたいなもので、私が本当にそう思っているのか、自分でもよくわかりません》《自分軸で考えれば良いだけの話かもしれませんが、おふたりの意見を聞かせていただけると嬉しいです 》
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「叶姉妹のファビュラスワールド」
お便りの内容を聞き終えた恭子さんは、「私も外見のみが好きで選んでいる」と自身のスタンスを語りながら「自由でいいんだと思う」とコメントした。「そんなことは、自由でいいんだと思いますよ。私も、外見だけのみが好きで選んでいて、性格とかそういうふうなことはわからなくていい。私の場合ですよ、あくまでも」続けて恭子さんは「そんなに長く付き合おうと思っていないから」と、その理由を語った。ただ、外見だけでお付き合いを始めた場合でも、心地よさを感じるグッドルッキングガイに対しては、内面も知りたいと思うのだそう。「なぜそうかと言いますと、どちらにしてもそんなに長く付き合おうなんてもともと思っていないから。と、私は自分で思ってるだけなので、たまたま『へえ、そうなんだ』って思う、心地よい感じで、何となく他の人たちよりも長く会ってて、長く付き合ってる人たちは、おそらく何かが違うんだろう。外見だけではなく、自分の好みの何かが違うんだろう。そういうふうに考えて、そこから以降に内面的なものを知ろうとする」「だから多分人との考え方とは反対の形から入っている。ではあったところで、これは私の自分の性格を基準にして考えたことなので、全然(相談者が)思っていらっしゃる『そんな事はダメなのかな』って、思ってることなんて、全くダメじゃないと思いますよ。自由でいいと思いますよ」積極的に内面を知ろうとすると、好みでない一面を発見してしまうことがあるため、恭子さんは無意識のうちに、グッドルッキングガイたちの話を聞かないようにしていると話す。恭子さん「もっと細かく言っていくと、ものすごく外見は好きだけれど、話している話のトーンが嫌いとか。何かいろいろあるでしょう。嫌いっていうか、私的にはあまり好みではないという事もいっぱいあるから。反対に聞かないほうがいいのかなとか思ったりして、自然と話も聞いてもいない」美香さん「そうですよね。(グッドルッキングガイが)一生懸命話してるけど、聞かなかったりとかありますもんね 」
そもそも相手を内面で好きになったとしても、人は時間が経つにつれ変化するものなのだから、結局のところは中身までわからないと、恭子さんは持論を述べた。「この方が思われる『外側だけを見ていて、内面がわからなかった』といっても、外側は外側で、自分の好みとか好きなところってわかりますけど、内面っていうのはなかなかわからないですよね」「例えば、結婚して12年経ってからも、わからない方はわからない。そこから以降に、離婚の原因が性格の不一致とかあったところで、結局のところは、本当は知らなかったことなのかもしれないですし」「あと、知らなかっただけではなく、人間は何かしら年々と変化がある。だから悪いだけではなく、良くもそうでしょうけど、(人は)変わっていくもの。全然変わんない方っていうのは、なかなかいらっしゃらないと私は思いますよ。当然、学ぶこともあれば、周りの環境のこともあれば。いろんなことによって人は変わっていくものだということは、ある意味では人生の基本かもしれませんよね」当たり前に人は変わっていくものだからこそ、好きなものは好き、イヤなものはイヤでいいと、恭子さんは言葉を送る。「ご自身がそんなことを気にせず、ご自身が好きなものは好き。見た目が好きであれば見た目が好き。性格がどうとかも、好きであれば好き。イヤだったらイヤ。それでいいんじゃないですか?」恭子さんとは反対に、「誠実な人」を理想の相手として挙げている美香さん。恭子さんはそんな美香さんに対して、「最後までわからなければ、他に会っている人がいても、それはそれで思いやりがあること」だと客観的な視点から自身の考えを述べた。「美香さんは“誠実な人”ってね。ファンタジーなお話しをしてますが。誠実もいろいろありますから。一生わからないように、外で誰かと他で会ってるとかね。それはそれでその方にとっては、ある意味思いやりでもあり。いけないことだと思ってやっていらっしゃるわけだから、最終的に最後までわからなければ、その方のマナーとして成立していると私は取ってます」最後に恭子さんは時代とともに移り変わってきた恋愛の価値観について意見を語り、回答を締めくくった。「別に浮気に限らず。浮気なんて言葉すらも、もうじきだんだんと死語になってくるかもしれませんね。だって今は、『人を好きになれない』とか『好きになるということはどういうことでしょう?』とか『愛とは何でしょう?』とか、だんだんとそういう時代になってきているわけですから。それを無理やりというのは、心にとってむしろ不健全なことだと私は思いますが 」