米カリフォルニア州サンディエゴで、8歳の男の子を連れ去ろうとしたとして、男が身柄を拘束された 。

米カリフォルニア州サンディエゴで3月22日夜、8歳の男の子を連れ去ろうとしたとして、男が身柄を拘束された 。

新しくオープンした飲食店が面する、人通りのある路上での事件だった。男が店の前で遊んでいた少年の腕を掴み、そのまま少年を抱きかかえて去ろうとする様子を、店の監視カメラが捉えている 。

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そばにいた父親と通行人が誘拐を阻止し、警備員が駆けつけ男を押さえつけた 。

地元テレビ局によると、男は過去に複数の暴行事件を起こしているという。昨年、金属製のポールで通行人を襲い、顎を骨折させた。2016年にも通行人に殴りかかり、2018年、サンディエゴ当局が指名手配を出している 。

3月29日に行われた初公判で、男の公選弁護人はすべての罪状に対し無罪を主張した 。

プールサイドにある「CAUTION WET FLOOR」の警告看板と水面に浮かぶ浮き輪。

「 もう安全ではない。息子は怯えて、トラウマを抱えている」と、飲食店を経営する父親が地元テレビ局の取材に答えた 。

「 男は『家族に会いたい』と泣いていました 」

「 今回は私の息子でしたが、明日はまた誰かの子どもが被害に遭うかもしれない」「店に来る客に、安全だと感じてほしい」と、男を告訴した理由を語った 。

女性1人がカメラを見つめ、背景に3人の子供がテーブルで活動しています。

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開いているドアのドアノブ、部屋の中にはぼんやりと物が見える。